低用量ピルの種類を比較している女性

低用量ピルは病院で処方してもらえます。しかし保険が適用されないので、病院によって値段は様々。さらに処方される低用量ピルの種類も様々となると、なんだか不安になりますね。ここではあなたの不安を少しでも解消出来る様、情報記事を更新していきます。

2017年04月の記事一覧

低用量ピルの歴史、1900年ごろはブタから抽出?

経口避妊薬(OC)として、子宮内膜症や生理不順、月経前緊張症(PMS)などの治療にも使用されている低用量ピルの歴史は、とても古いです。

1900年ごろから、ピルを製造開発する実験が繰り返されていました。
その頃はブタの卵巣から抽出されるホルモンでした。しかし豚1000頭でやっと1mgの黄体ホルモンしか採取できず、実用化レベルではありませんでした。

その後1940年ごろ、ヤマイモの塊根から合成できるようになりましたが、経口ではなくまだ注射薬でした。

研究と開発を試行錯誤し、その後注射薬ではなく経口のピルができ、1960年代にアメリカ食品医薬品局(FDA)がピルを経口避妊薬として承認しました。

しかし当時は、エストロゲンの濃度が非常に高かったため、性器出血や血栓などの副作用も多く見られました。
また、子宮頸がんや喫煙者の虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)のリスクが上がることも判明しました。

日本では、アメリカから40年ほど遅れた1999年にようやく承認されました。

現在はエストロゲンの含有量も低用量となり、副作用も激減しています。

避妊効果を保ちながら副作用を最小限にするため、エストロゲン含有量が50μg未満となり、数年前から25μgという商品も出ています。

現在、血栓の発症率は0.003%にまで激減しています。

成人の静脈血栓症の発生リスクは0.001~0.002%ですので、1万人あたり1人増える所まで副作用を抑えることができたことになります。

血栓症が起きるのは、使用開始から4か月以内が大半です。ふくらはぎに異変を感じたら、婦人科主治医に連絡してください。

2015年に発表された低用量ピルのガイドラインでは、血栓症のリスクを考えて、40歳代は慎重投与、50歳代は使わないほうがいい、となっています。

低用量ピルは医師の監督の元、用法用量を守って使いましょう。

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低用量ピルは生理前後の骨盤痛の緩和と生ビールの影響

女性が自らの意思だけで、確実に望まない妊娠を回避させることのできる避妊薬、として広く知られている低用量ピルには、妊娠を回避させるという効能以外にも、様々な効果が期待できるといわれており、日本女性ももっと積極的に服用をするべき薬なのです。女性とは切り離して考えることのできない毎月の生理を、快適に、普段と同じ体調で過ごせるようにしてくれるので、生理痛に悩まされている方、生理不順で困っている方、生理前のイライラや骨盤周辺の激しい痛みに悩まされている方など、是非トライしてみましょう。女性の生理は、約28日周期で訪れるといわれていますが、これが全く安定していない方も多く、いつ生理になるのかわからなくて、予定が立てられないという声も少なくありません。また、生理期間中だけではなく、生理になる一週間ほど前から、吐き気や腹痛、頭痛やいらいらが強くなる方も多く、月経困難症や月経前症候群と呼ばれています。低用量ピルを服用するようになると、ホルモンバランスが整うようになるので、このような症状が収まり、気分の落ち込みや高ぶりもなくなっていくでしょう。同様に生理前にニキビが出来てしまう女性も多いですが、低用量ピルはこの治療に処方されることもあるようです。ピルは、普段飲んでいる医薬品やサプリメントがある場合、注意をしなければならないものもあるので、処方してもらう際には必ず医師に服用中の薬やサプリについては申告しましょう。また、喫煙習慣がある方も、血栓ができやすくなるので、服用できない場合もあります。なお、生ビールなどの飲酒は全く問題ないので、同時に飲んでも大丈夫ですが、ピルは毎日決まった時間に飲んでこそ効果が出るものなので、飲酒が過ぎるとついつい飲み忘れてしまう方もいるので、注意が必要です。

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年齢によって低用量ピルの副作用ともいえる血液の病気

低用量ピルは正しい使い方をすることで高い避妊の効果や、子宮内膜症など子宮系の治療、月経前症候群の改善、ニキビの治療など女性の悩みの種を幅広く治療することのできる方法として有名です。低用量ピルには妊娠時に多く分泌される女性ホルモンでもあるプロゲステロンが配合されているので、これを定期的に身体に摂取することで身体は妊娠したと脳が勘違いをし、排卵の停止命令を出します。これにより避妊の効果や子宮を休ませ子宮系の治療をすることが可能になります。また安定的に女性ホルモンを摂取することでホルモンバランスの急激な変化を防ぐことが出来、結果としてホルモンバランスを整えることが出来、月経前症候群の改善やニキビの改善に効果を期待することが出来るのです。
しかし低用量ピルは薬なので、どうしても副作用が付いてきます。低用量ピルの副作用として有名なのは頭痛や吐き気、乳房のハリなど妊娠初期の悪阻に似た症状が挙げられます。これら副作用は使用していくうちに気にならなくなることがわかっているので最初は経過観察をし、他の種類に変えるかそのまま使用かを決めます。しかし低用量ピルには症例は少ないですが、血液に関する重大な副作用があります。それは血栓症です。
血栓症は名前から想像できるように、血管の中に栓の様に血の塊が出来てしまう症状です。これを放置しておくことで脳梗塞や心筋梗塞の様な病気を発症することがあるので注意が必要ですが、喫煙者や35歳以上の年齢の人が使うと血栓症のリスクを上げることが分かっています。そのため喫煙者の場合は禁煙をし、年齢が気になる人は処方してもらう前に医師に相談をすると良いでしょう。
医師の元で処方してもらうことで安心できる環境が整えると言えます。喫煙や年齢など気になる場合は、血液検査やしびれなどの症状がどうなのかを医師と確認し合うことは非常に重要なことなのです。

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低用量ピルは計算通りの生理や若年性更年期障害を改善

女性が服用する避妊薬として、世界中で広く知られている低用量ピルは、望まない妊娠を防ぐという働き以外にも、様々な効能があるといわれており、女性の心と身体を整え、女性の日常生活の質を格段に向上させてくれる、素晴らしい医薬品なのです。女性には毎月、生理という習慣がありますが、この生理にはかなり個人差もあるといわれていますが、何かしらの不具合を抱えている女性はとても多く、それ故、生理期間のことをブルーディとも揶揄されているのです。ひどい生理痛に悩まされ、薬が手放せなかったり、寝込んでしまう方も多く、これが生理前から続く方もいらっしゃいます。大量の経血が出るので、ひどい貧血状態となってしまう方、頻繁に何度もトイレに駆け込み、生理用品を取り変えなければならない方も多く、これでは日常生活にもかなりの支障をきたしてしまいます。また、生理不順に悩まされている方も多く、いつ生理が始まるか計算できないので、予定が立てにくいという方、こういったトラブルもすべて、低用量ピルを服用するようになると解決させることができます。毎月カレンダーのように生理がやってくるので、大切な予定と生理がドッキングしないようにでき、いつでも万全の体制で挑めます。ピル服用中の生理は、本当に軽くなるので、生理痛や月経前症候群も緩和され、経血量もほんの少しで拍子抜けするくらい楽になります。また、低用量ピルは、最近多い、若年性更年期障害の治療にも用いられており、ホルモンバランスを正常に整える作用が働くので、辛い症状を抑えることが出来ます。近年はストレス社会とも言われるようになっていますが、ストレスから、40代以前で更年期のような症状に苦しめられたりするケースも増えているようです。

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低用量ピルと間隔と比較について

低用量ピルとは卵胞ホルモンと黄体ホルモンを合わせた混合薬のことであり、きちんと時期や間隔を守って服用することが大切です。生理開始時にピルを飲むことで体内に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが増えるのですが、これによって脳が妊娠したと錯覚します。それによって卵巣へのホルモン分泌指令を出なくなりますし、卵胞が育たなくなるので排卵が抑制されるという仕組みです。また、黄体ホルモンも抑制されるので子宮内膜が着床しにくくなりますし、子宮内膜の粘液が多くなって精子の侵入を防ぐことができるのです。低用量ピルというと避妊をするものだと考えている人も多いでしょう。しかし、低用量ピルには避妊だけでなく他にもさまざまな効果が得られるということです。ピルはホルモンバランスを整えるという作用があるため、生理に関する不快な症状を和らげる効果も期待できます。ちなみに、10代の女性は大人と比較してホルモンバランスが整っていないため、ニキビなどの不調が起こってしまうこともあります。低用量ピルにはニキビを改善する効果もあるため、避妊目的以外で処方してもらうのも良いでしょう。生理予定日が大事なイベントと重なってしまった場合、低用量ピルを服用することで生理を他の日にずらすこともできます。飲まない期間を短くすることで次の生理を早めることができるのですが、生理が始まってすぐに服用を開始するようにしましょう。生理を遅くする場合はシートを2つ用意する必要があり、最大で10日間生理を遅らせることができます。低用量ピルは中用量ピルと比較して副作用が起こりにくいとされています。しかし、全く副作用が起こらないわけではありませんし、正しい服用方法をしっかりと守ることが大切です。

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低用量ピルは全世界で保険適用外なのか

低用量ピルは日本国内でも避妊目的に処方してもらう場合だと基本的に保険適用外になるため、それなりに思い負担が求められることになります。
また他国については状況が異なり、そもそも保険制度自体が日本と同じということはないために何とも言うことはできません。
ただ日本のように「病気や怪我の治療のために健康保険制度を運用している」ということになると、他国でも同様に保険の適用外になる可能性が高いでしょう。
さて、しかしながら日本においても低用量ピルの処方が常に保険の適用外になるわけではありません。
と言うのも低用量ピルは避妊目的だけではなく、生理に関連する症状の治療に処方されることがあるからです。
そもそも低用量ピルはエストロゲンとプロゲステロンという二つの女性ホルモンが主成分となっている薬であり、これを服用することで妊娠状態と同じホルモンバランスが擬似的に作り上げられることによって妊娠が出来ない状態になります。
この効果は生理のリズムをリセットするのにも使えますから、例えば生理痛がひどい人や生理不順の症状が出ている人にも処方されることがあるのです。
この場合は生理痛や生理不順といった症状の治療のために薬が処方されるために問題なく保険適用になります。
最初から避妊目的で処方して欲しいとクリニック側に伝えたのであればクリニック側に自由診療の対象として処方せざるを得ないでしょうが、こうした理由があるのならば保険適用処方にしてもらえる可能性があるわけです。
もちろん生理痛などの症状がないのに症状があると偽るのはだめですが、もしそうした症状があるようであればクリニック側にそのことを伝え、低用量ピルでの治療に取り組みたいと伝えれば処方を検討してもらえます。

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一度に低用量ピルと中用量ピル、どちらももらえる?

現在ピルとして主流になっているのは低用量ピルですが、低用量ピルが登場する以前にはもう少し女性ホルモンの含有量が多い中用量ピルが主流として使われていました。
この中用量ピルは副作用が強く出ることが多かったため、通常の避妊目的などで処方されることはほとんどありません。
一応性行為で避妊に失敗した時に使用する緊急避妊を目的として処方されることがあるために全くないというわけではないのですが、それでも目にする機会はかなり減っているでしょう。
さて、しかしながら避妊に失敗して緊急避妊として中用量ピルが欲しい、その後も継続的に避妊をしたいから低用量ピルも処方してほしいといったケースになると二つのピルを同時に処方してもらうことになるのですが、これについては産婦人科やクリニックによって対応が異なる可能性があります。
中用量ピルで緊急避妊をした後に低用量ピルを飲んで避妊効果を発揮させるといった並行して使うことは可能なのですが、一度に大量服用すると事故が起きてしまうリスクがあります。
医療機関によってはそうしたリスクが発生することを懸念してまずは中用量ピルを処方して、その後診察に来た時に低用量ピルを処方するといった形になっているところもあるでしょう。
そのため「中用量ピルと低用量ピルを同時に処方してもらうことはできるのか」という疑問に対しては「医療機関によって判断が異なるため確認をした方が良い」といった答えになります。
ちなみに「低用量ピルだけでは不安だから中用量ピルも飲みたい」といった人も時折いるのですが、実際のところこうした目的だと同時に二つのピルを処方してもらえることは無いでしょう。
基本的に通常の避妊だけであれば低用量ピルでも避妊率が99.9%と問題の無い数値になっているわけですから、ここはしっかりと信用して一つのピルを使う形にしてください。

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